Look&Check NO.181
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夏を快適に過ごす二つのポーズ第4回 ヨーガを正しく行うと、自律神経が整えられて気分も爽やかになります。厳しい暑さの季節にも、心身ともに快適に過ごせるポーズをご紹介します。 19世紀のオーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の皇后エリザベートは、当時ヨーロッパ随一の美貌とたたえられました。その波乱に満ちた生涯は映画や演劇を通じて知られるところです。 美しさを保つことに人一倍熱心だった彼女の美容法の中には、「生肉をしぼって飲む」など、今では考えられない不健康な方法もありました。しかし多くは現代人にも参考になる内容ですから、さすがと言うべきでしょう。 そんなエリザベートが美容のため愛飲していたお茶は、ハーブの一種ローズヒップティーです。ローズヒップは野ばらの実の一種。カルシウムが牛乳の約9倍、ビタミンCはレモンの約20倍も含まれ、原産国のチリでは「若返りの秘薬」という別名も。皮膚の新陳代謝促進、日焼け・シミ等の改善、眼精疲労の回復、免疫力アップ、ストレス緩和などの助けになるというこのお茶を、いちど試してみてはいかがでしょう。あぐらをかくように座り、両足の裏を合わせます。左右の手でそれぞれの足の親指を軽く握ります。ゆっくりリズムをつけて、背骨を中心に左右に体をゆらします。自然に呼吸しながら、20~30回続けます。Healthy Beauty Column 4指導・監修/宮本登喜子(NPO広池ヨーガ健康学園理事長)胃腸を整えるポーズ《膝で立つアンテナのポーズ》眠りを促すポーズ《ゆれる吉祥のポーズ》つま先は立てる両腕を開きつつ上体を反らす背すじを伸ばし、顔は上げて正面を向いたまま手の親指・人差し指・中指で左右それぞれの足の親指を軽く握る背すじを伸ばして自律神経を整え、胃腸をストレスから守ります。全身をゆらすことで緊張をほぐし、寝苦しい夜にも深い眠りを促します。両膝を床につけ、脚を腰幅に開いて背すじを伸ばし、胸の前で合掌します。息を吸いながら両腕を頭上に伸ばし、息を止めて両手を離し、腕を開いて上体を反らします(イラスト)。頭上で再び合掌し、鼻から長く息を吐きながら両手を胸の前に戻します。呼吸を整えつつ、もう一度行いましょう。ヨーガで健康に美しくLook&Check №181 平成27年8月発行 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル 三菱健康保険組合電話03(3211)4786〜9 FAX03(3211)4616 〈 PC 〉 http://www.mitsubishi-kenpo.or.jp 〈 携帯 〉 http://www.mitsubishi-kenpo.or.jp/k

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