Look&Check NO.185
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0102030405060%腹囲/BMI中性脂肪摂取エネルギーの過剰血管を傷つける要因メタボ以外の動脈硬化要因51.515.126.76.134.713.236.632.731.615.725.410.953.546.9空腹時血糖■ 男性 ■ 女性収縮期血圧HbA1c拡張期血圧LDLコレステロール(㎏)0.0参 加不参加-0.2-0.4-0.6-0.8-1.0(mmHg)0.0参 加不参加-1.0-1.5-0.5-2.0-2.5-3.0(㎝)0.0参 加不参加-0.4-0.6-0.2-0.8-1.0-1.2(%)0.10参 加不参加0.080.060.040.020平成27年度 特定健診・保健指導結果報告 右のグラフは、特定健診を受診された方のうち、メタボリックシンドローム判定項目について、それぞれの基準値を超えた方の割合です。特に男性は、肥満(腹囲・BMIが基準値超)と判定された方が半数を超え、脂質・血糖・血圧のリスクを約30%の方が保有しています。また、動脈硬化の要因となるLDLコレステロールは、男女ともに約半数の方が基準値を超えています。 「要精密検査」等の結果が出た方は、必ず医療機関で受診してください。また、特定保健指導の対象となった方は積極的に利用しましょう。 生活習慣病のリスクが高いメタボ予備群・該当者の方へ、「特定保健指導」を実施しています。 専門の相談員が、肥満の解消、生活習慣の改善に力を入れたサポートを行っており、参加者は経年変化でみても改善傾向が維持されています。 特定保健指導参加者と不参加者に分け、2年後の検査値改善度を比較しました。 グラフのとおり参加者のほうが体重・腹囲・血圧で改善幅が大きく、血糖(HbA1c)については悪化度が低いことが確認できました。 特定保健指導の対象となった方は、生活習慣病を未然に防ぐため必ず参加してください。■主なメタボリックシンドローム判定項目について基準値を超えた割合(平成27年度実績:35歳以上)■特定保健指導の利用効果について◇特定保健指導(積極的支援)対象者の検査値改善度(平成25年度と27年度との差)特定保健指導に参加した人のほうが、改善度が高い(もしくは悪化度が低い)〈基準値を超えた人の割合〉男性 10,908人 女性 7,147人(グラフの色が濃い部分は、肥満者が占める割合)肥満を改善すると、他の検査項目も連動して改善する傾向が確認されています。まずは腹囲・BMIを基準値内に戻すように心がけてください。特定保健指導を利用して、生活習慣病等の重大な病気を予防しましょう体重収縮期血圧腹囲血糖(HbA1c)特集6
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