Look&Check NO.190
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罹患率(%)(歳)金額(円)16,00014,00012,00010,0008,0006,0004,0002,0004.54.03.53.02.52.01.51.00.5015~1920~2425~2930~3435~3940~4445~4950~5455~5960~6465~750入院外来罹患率件数金額(百万円)1,1007040506030201001,0501,0009509008501,035入院外来件数計1,0551,07328年度26年度27年度800乳がん検診、受けていますか?♦乳がんは早期発見・早期治療により治る確率が高い病気です。そのため、定期的な乳がん検診の受診が大切です。♦実際に当組合でも、検診によって乳がんが発見できて、治療を開始される方が毎年いらっしゃいます。♦早期発見のために、習慣的な自己チェックに加えて、少なくとも2年に1回は乳がん検診を受診してください。 女性ががんにかかる場合、現在最も確率が高いのが乳がんです。一般に30歳代から罹患率が高くなり始め、50歳代前後でピークとなり、その後は徐々に減少します。女性ホルモンが発症に関係しているので、「初潮が早かった」「閉経が遅い」「出産・授乳歴がない」「初産が遅かった」などの場合に、リスクが高くなります。こうした人は特に注意しましょう。【マンモグラフィ】【乳房超音波検査】【発症リスクを上げるそのほかの要因】【発症リスクを下げる要因】特徴特徴 乳房を板状の装置にはさんで圧迫し、X線で撮影します。 乳房や脇の下に超音波端子をあて、乳房内部と周辺のリンパ節を調べる。*超音波検査ではわかりにくい小さながんの発見に有効*乳腺密度の高い20~30歳代の女性では精度が低くなる場合がある❶鏡の前に立ち、両腕を下げたまま、左右の乳房の形や大きさに変化がないか、皮膚のへこみやひきつれはないか、乳首にへこみがないか、乳輪にただれがないかを調べる。次に、両腕を上げた状態で同様に調べる。せっけんなどをつけて、注意深く触れてみるのもよい。❸背中の下に低い枕などを置き、仰向けに寝る。調べる側の腕を上げ、頭の下に手を入れる。もう一方の手で乳房をまんべんなく触り、しこりがないかを調❷乳首をつまんで、血液や黄色い分泌物が出ないかを調べる。*マンモグラフィ検査に向かない20~30歳代の女性に有効*妊娠中・授乳中の人でも受診できる*肥満、成人後の体重増加*過度な飲酒*適度な運動習慣 20歳を過ぎたら、毎月1度は図のような方法で乳房をチェックしましょう。タイミングは、月経が終わってから4~5日後くらいが適当です。閉経後等の人は、月ごとに日を決めて行いましょう。♦乳がんは、女性の罹患率が最も高いがんです♦乳がん検診は、こんな検査です♦検診のほかに、月1回の乳房自己チェックを!【当組合の乳がん医療費の3年間推移】【当組合の平成28年度乳がん年齢別1人当たり医療費と罹患率】乳がんで医療機関を受診した件数が、年々増加しています。乳がんの罹患率は、40歳代後半から60歳代前半が高くなっています。べる。指の腹で軽く押さえながら、滑らせるように触る。立ち上がって、脇の下も同様に調べる。特集6
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