Look&Check NO.190
7/7
気軽に歩く習慣を身につけようメタボに無縁の元気な体を維持するために 厚生労働省が呼びかけている国民的な健康づくりの取り組みが「スマート・ライフ・プロジェクト」。その中で運動については、「毎日プラス10分の運動」をテーマにしています。従来と比べて「まずは10分」体を多く動かすことで、将来の生活習慣病や認知症のリスクを減らすことができるとしています。 歩行を例にすると、生活習慣病予防に必要な歩数は1日に男性9,000歩、女性8,000歩が目安ですが、平均的には1,000歩足りないといわれており、時間に換算すると約10分になります。 10分多く歩くだけなら、できそうではありませんか? 「適正な食生活」「十分な睡眠・休養」「禁煙・節酒」などとともに、メタボ予防・健康の維持増進のために欠かせないのが、「運動習慣」です。とはいえ本格的なスポーツなどは、なかなか時間がなくてとりかかれないという方も多いでしょう。 それなら、日常のくらしの中に運動を取り入れるのが早道です。一番簡単なのが「今より多く歩くこと」。足を使う機会を最大限活用して、楽しみながら毎日の歩数を増やしてみましょう。一気に長く歩かないとダメ? いえ、そんなことはありません「プラス1000歩(10分の運動)」を意識していちばん身近な運動は「歩行」 体を動かすと体内のエネルギー代謝が高まりますが、運動を終えた後もしばらく代謝の活発な状態は続きます。ですから、短時間のこま切れウォーキングでも有効なのです。ちょっとしたスキマ時間の歩行を積み重ねることで、余分な脂肪はどんどん燃焼します。たとえば、昼休みの買い物に往路5分&復路5分歩くだけでもOK。ライフスタイルに合わせて、運動習慣を取り入れましょう。*好きな散歩コースを複数見つけよう*「たくさん歩くことにした」と、周囲の人に宣言しよう*「歩いて10分」の距離なら車は使わない*1日1回、苦しくない程度の早歩きにチャレンジ*歩数計(スマホの歩数アプリも可)で記録して、励みにしよう考えごとをしたり、道行く人と話したり、小さな自然に触れたり、楽しく歩きましょう。協力が得やすくなるとともに、歩き仲間も増えるかもしれません。もちろん、もっと長距離を歩くのも結構です。少しペースを上げるだけで、運動効果はさらに高まります。ただし無理は禁物。数値がわかると、歩くのが楽しみに。消費カロリーなどを表示するものもあります。楽しく歩くことが大切。まずは、やってみましょう!「歩行」を中心に、日常生活の運動を少し増やすためのヒント*「〇階まではなるべく階段で」という自分のルールを決めるエスカレーター・エレベーターを使う回数を減らしましょう。みんなのHealthApproach③Look&Check №190 平成29年10月発行 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル 三菱健康保険組合電話03(3211)4786〜9 FAX03(3211)4616 URL:http://www.mitsubishi-kenpo.or.jp当健保組合の個人情報保護に関する方針や取り扱いについては、ホームページに基本方針や利用目的等を掲載しています。
元のページ
../index.html#7