Look&Check NO.194
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心身を上手にリフレッシュしよう疲れをためこまないために 疲れはもちろん嫌なものですが、もしも疲労感がなかったら、人は限界を超えて頑張り続け、やがては倒れてしまうでしょう。疲れは、体が発してくれるアラームでもあります。警告音が鳴りっぱなしにならないように、早めに休んで回復しましょう。 「健康的な疲れ」の範囲内なら、しっかり眠って体と脳を休めるだけで回復可能です。回復せずにため込んでしまい「病的な疲れ」にならないように、「疲れた」と感じたら早めに就寝し、朝はいつもの時刻に活動開始。正常な生体リズムを取り戻すことが第一です。「疲労感」は、危険を防ぐアラームですまずは休養の基本、十分な睡眠を 疲れから回復して体の機能を正常化するには、栄養の整った食事が大切。まずは偏りなく全体のバランスをとることが欠かせませんが、そのうえで、エネルギー源になる栄養素や、代謝を促進する栄養素など、疲労回復に効果のある食材を意識してとるのもよいでしょう。食生活も重要 ――抗疲労効果のある栄養素は……*ビタミンB1……玄米、胚芽米、豚肉、大豆、かつお、うなぎなど*α−リボ酸……レバー、ほうれん草、トマト、ブロッコリーなど《疲労を穏やかにしてくれる栄養素と、それらを多く含む食材の例》自分に合った疲労回復法を探してみましょう①適度な運動は自律神経を整える激しすぎる運動は疲れが残りますが、散歩やストレッチ程度の軽い運動なら気分転換にもなりますし、血流がよくなり、自律神経が整って体調が改善されます。②人とのコミュニケーションでストレス軽減気の合う人とおしゃべりをすれば、気分もスッキリ。特に笑うことには免疫力をアップさせる効果も確かめられています。声を出して思いっきり笑い、疲れを吹き飛ばしましょう。③入浴で心身をリラックスぬるめの湯にゆっくりつかると緊張がほぐれ、疲れも和らぎ④動植物とふれあって安らぐ可愛い動物とのふれあいは、「アニマルセラピー」として医療に応用されるほどのリラックス効果があります。また、植物に囲まれて色や香りを楽しむことも、ストレスを軽減することが確かめられています。ます。就寝の1~2時間前に入浴して体温を上げると、寝つきがよくなる効果もあります。*クエン酸……レモン、みかん、グレープフルーツ、梅干しなど*コエンザイムQ10……いわし、ほうれん草、牛乳などみんなのHealthApproach⑦Look&Check №194 平成30年10月発行 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル 三菱健康保険組合電話03(3211)4786〜9 FAX03(3211)4616 URL:http://www.mitsubishi-kenpo.or.jp当健保組合の個人情報保護に関する方針や取り扱いについては、ホームページに基本方針や利用目的等を掲載しています。
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